十五夜お月さん(読み)ジュウゴヤオツキサン

デジタル大辞泉 「十五夜お月さん」の意味・読み・例文・類語

じゅうごやおつきさん〔ジフゴヤおつきさん〕【十五夜お月さん】

童謡。大正9年(1920)発表本居長世作曲野口雨情作詞本居の長女みどりによる歌で一躍有名になった。
野口雨情の童謡集。など、雨情の作詞による童謡を集めたもの。大正10年(1921)刊行挿絵岡本帰一

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デジタル大辞泉プラス 「十五夜お月さん」の解説

十五夜お月さん〔書名〕

金田一春彦による著作副題「本居長世 人と作品」。1982年刊行。1983年、第37回毎日出版文化賞(伝記随筆評論紀行受賞

十五夜お月さん〔曲名〕

日本唱歌題名。作詞:野口雨情、作曲:本居長世。発表年は1920年。雑誌「金の船」に初掲載された際の題名は「十五夜お月」。

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世界大百科事典(旧版)内の十五夜お月さんの言及

【本居長世】より

…同時に山田耕筰中山晋平らとともに大正から昭和にかけての童謡運動に深く身を投じ,《金の船》《童話》などの雑誌に多くの作品を発表した。主要作品は,おとぎ歌劇《月の国》(1909),ピアノ曲《数え唄バリエーション》(1910),童謡の《めえめえ小山羊》《汽車ポッポ》《七つの子》《十五夜お月さん》など。作品集に金田一春彦編《本居長世作品選集》(1982),また詳細な評伝に金田一春彦著《十五夜お月さん 本居長世 人と作品》(1983)がある。…

※「十五夜お月さん」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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