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十長生 じっちょうせい

世界大百科事典 第2版の解説

じっちょうせい【十長生】

日,水,松,鶴,亀,鹿および不老草に,山,雲,月,石,竹のうちいずれか三つを加えた10個の不老長生の象徴物をいう。長生とは中国神仙思想によるものであって,長生図は一見蓬萊山を思わせる仙境を描いている。しかし,中国には十長生という言葉はなく,松鶴とか松竹梅のような部分的な組合せはあるが,十長生の組合せはない。朝鮮の十長生はその要素を中国の神仙思想から借用して,固有の自然崇拝の上に朝鮮独自のものに再構成したものであると考えられる。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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