千島航路(読み)ちしまこうろ

日本歴史地名大系 「千島航路」の解説

千島航路
ちしまこうろ

第二次世界大戦終結前に、根室函館から主として南千島諸島乗客や生活必需品・生産資材などを輸送するために開かれていた定期航路。これらの島々は北海道から離れた、気象条件の厳しい土地でありながら重要な漁業生産基地だったので、北海道庁は明治二四年(一八九一)以来民間の船会社に補助金を出して「命令航路」という名前で安定的に定期運航をさせていた。そのほか漁期にのみ輸送の不足を補うため民間会社が自主的に運航していた「自由航路」の船もあった。「命令航路」には根室港起点として歯舞はぼまい諸島(水晶島・勇留島・志発島・多楽島)色丹しこたん島、国後くなしり島を結ぶ根室近海線や、根室―択捉えとろふ島間を結ぶ根室択捉線のほか、函館港を起点とした函館択捉線の三航路があった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む