升草(読み)マスクサ

  • 升草 (マスクサ)

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 カヤツリグサ科の多年草。本州・四国・九州の路傍や草地に生え、高さ三〇~七〇センチメートル。葉は線形。初夏、茎上部の苞葉の中央に花序を四~九本出し、各々に長さ五~一〇ミリメートルの卵形で緑色の小穂を五~八個つける。子どもが茎を割いて升形をつくって遊ぶところからこの名があるという。こまとめ。〔日本植物名彙(1884)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典内の升草の言及

【カヤツリグサ】より

… カヤツリグサは蚊帳吊り草の意味で,その三稜形の茎を,その両端から異なった面について2人で割くと,茎の中央あたりで四つ足のついた四角の骨組みができ,ちょうど蚊帳を吊ったように見えるという風雅な蚊帳吊り遊びに由来する。カヤツリグサの別名升草(ますくさ)も同様に四角を作る意味である。 カヤツリグサ属Cyperusは,スゲ属に次ぐカヤツリグサ科の二大属の一つで,全世界の熱帯,亜熱帯を中心として400種余りある。…

※「升草」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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