共同通信ニュース用語解説 「南海トラフ地震臨時情報」の解説
南海トラフ地震臨時情報
東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2017年から運用が始まり、19年に現在の名称に変わった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震があった場合や、異常な地殻変動を観測した際、気象庁が有識者による評価検討会を臨時開催し、巨大地震との関連を調査する。M8以上の地震が起き、後発地震の可能性が高まったと評価されると、危険度が高い「巨大地震警戒」が出て、一部地域の沿岸住民らは事前避難を求められる。M7以上、M8未満と評価された場合は「巨大地震注意」が出る。
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