南海層群(読み)なんかいそうぐん

最新 地学事典 「南海層群」の解説

なんかいそうぐん
南海層群

Nankai Group

四国の秩父累帯の鳥巣層群に整合に重なる下部白亜系(Berriasian~Albian)。高知県物部地域では美良布(びらふ)・船谷・神母ノ木(いげのき)・萩野層,佐川地域で山ノ神・介石山・文城(ぶんじよう)層,徳島県勝浦地域では菖蒲・狸谷(まみだに)・中伊豆生名層と重なる。美良布・山ノ神,菖蒲・船谷・介石山,狸谷・神母ノ木,萩野・文城・中伊豆が各々対比できる。基底(美良布)には厚歯二枚貝化石を含む鳥巣式礁成石灰岩が汽水-浅海成の砂岩泥岩中に発達。下部(船谷・神母ノ木)の汽水生-浅海生貝化石を含む泥岩・砂岩の不規則な互層を経てアレナイト質砂岩を主とする中部(萩野下部),泥岩優勢な上部(萩野上部)へと変わるが,最上部(生名)で再び砂岩がち。中・最上部ともにトリゴニアなど浅海生貝化石に富む。模式地は物部・中伊豆両地域。田代正之(1985)命名。

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む