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即伝 そくでん

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

即伝 そくでん

?-? 戦国時代の修験者。
真言宗をまなび,豊前(ぶぜん)彦山(福岡・大分県境)で華蔵院の承運に師事して彦山伝灯正大先達(せんだつ)となる。大永4年(1524)から信濃(しなの)(長野県)戸隠(とがくし)山や加賀(石川県)那谷寺(なたでら)を巡歴して入峰儀礼をおさめ,彦山流の修験道儀軌をまとめた。筑前(ちくぜん)(福岡県)出身。通称は阿吸房。法名は則伝ともかく。著作に「三峯相応法則密記」など。

出典|講談社
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世界大百科事典 第2版の解説

そくでん【即伝】

室町時代後期の下野国日光山の修験者。生没年不詳。阿吸房と称す。豊前国彦山(英彦山)に赴き客僧として華蔵院承運に師事,1509年(永正6)彦山累代正大先達金剛位を受け,権少僧都に任ぜられる。修験道彦山派の峰中修行に関する儀礼教義を集大成した《三峰(さんぶ)相承法則密記》をはじめ,《彦山峰中灌頂密蔵》《修験頓覚速証集》等の著があり,《修験修要秘決集》も即伝の撰といわれている。その伝はつまびらかでないが,広く諸国の霊山を巡って練行を重ね,彦山派の峰中儀礼を伝えたもようで,各地にその授与を示す切紙を残している。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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