20世紀日本人名事典 「原島宏治」の解説
原島 宏治
ハラシマ コウジ
昭和期の宗教家,政治家 公明党初代委員長;参院議員;創価学会理事長。
- 生年
- 明治42(1909)年12月4日
- 没年
- 昭和39(1964)年12月9日
- 出身地
- 東京都西多摩郡奥多摩町
- 別名
- 幼名=鯉之助
- 学歴〔年〕
- 青山師範学校〔昭和4年〕卒
- 経歴
- 東京各地の小学校教員を26年。昭和15年創価教育学会(現・創価学会)の設立と同時に入信する。18年の弾圧により、牧口常三郎、戸田城聖らが入獄した後、留守番役として苦闘した。戦後同会再建に参加、21年同会理事。30年教職を引き、大田区会議員に当選。34年参院選全国区で当選。池田大作の創価学会会長就任と共に同理事長。学会の政治進出の本格化に供い、37年参院で院内交渉団体公明会が結成されて幹事長に就任。39年公明党が結党され、初代委員長に就任したが、心筋こうそくで急死。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報