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参候祭 さんぞろまつり

大辞林 第三版の解説

さんぞろまつり【参候祭】

愛知県設楽したら町の津島神社の祭り。11月17日頃に行われる。湯立の場へ七福神などがあらわれて禰宜ねぎとの問答があり、その名乗りが祭りの名になった。室町時代に始まるという。

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世界大百科事典 第2版の解説

さんぞろまつり【参候祭】

民俗芸能。湯立(ゆだて)を中心とした芸能で,愛知県北設楽(きたしたら)郡設楽町三都橋(みつはし)の津島神社で,11月17日に近い土・日曜に演じられる。舞場中央に湯釜を据え,釜のまわりで稚児舞・不動舞・恵比須舞・毘沙門舞・太平楽・大黒天舞・弁財天舞・駒・寿老人・布袋(ほてい)・福禄寿・殿面の舞・獅子舞などが舞われる。祭りの名称は出現する七福神禰宜(ねぎ)との問答の冒頭で〈何者にて候〉と問うと,〈さん候 それがしは……〉と答えることから名付けられたもので,この形式は古い能や,東北地方の山伏神楽(やまぶしかぐら),中国地方の古式を残す神楽などに伝えられており,中世芸能の面影を残すものと考えられる。

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