双袖(読み)ソウシュウ

デジタル大辞泉 「双袖」の意味・読み・例文・類語

そう‐しゅう〔サウシウ〕【双袖】

両方のそで。両袖
「―の垢膩を嘗め」〈服部誠一・東京新繁昌記

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精選版 日本国語大辞典 「双袖」の意味・読み・例文・類語

そう‐しゅうサウシウ【双袖】

  1. 〘 名詞 〙 両方のそで。左右のたもと。
    1. [初出の実例]「試傾双袖口、先出一枝梅」(出典文華秀麗集(818)下・観闘百草、簡明執〈滋野貞主〉)
    2. [その他の文献]〔劉長卿‐銅雀台詩〕

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普及版 字通 「双袖」の読み・字形・画数・意味

【双袖】そうしゆう(さうしう)

左右の袖。袂。唐・岑参〔京に入る使にふ〕詩 故園東にめば、路漫漫 雙袖鍾(りょうしょう)(涙にぬれる)として、乾かず

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