コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

取立命令 トリタテメイレイ

3件 の用語解説(取立命令の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

とりたて‐めいれい【取立命令】

差し押さえの対象となった債権を、差し押さえ債権者みずからに取り立てる権限を付与する執行裁判所の命令。昭和54年(1979)に民事執行法が制定されて廃止。現在では、金銭債権の取り立ては命令なしでできる。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

取立命令【とりたてめいれい】

転付命令

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

取立命令
とりたてめいれい

民事訴訟法では、債務者が、第三債務者に対して有する債権を、代位の手続(民法423条)を要せずに、執行債権者に、債務者にかわって自ら取り立てる権限を付与する執行裁判所の決定をいっていた。これは、旧民事訴訟法第600条、602条で認められていたものであるが、1979年(昭和54)に新しく民事執行法が制定された結果、この取立命令姿を消すこととなった。現在では、民事執行法第155条により、金銭の支払いを目的とする債権を差し押さえた債権者は、債務者に対して差押命令が送達された日から1週間を経過したときは、その債権を取り立てることができることとされている。ただし、差押債権者は、その債権および執行費用の額を超えて支払いを受けることはできない(同条1項但書)。差押債権者が、第三債務者から支払いを受けたときは、その債権および執行費用は、支払いを受けた額の限度で弁済されたものとみなされる(同条2項)。なお、差押債権者は、前記の支払いを受けたときは、ただちにその旨を執行裁判所に届け出なければならない(同条3項)。[竹内俊雄]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

取立命令の関連キーワード二重差押え青田差し押さえ・青田差し押え仮差し押さえ・仮差し押え共同差し押さえ・共同差し押え差し押さえ・差し押え・差押え差し押さえる・差し押える立ち毛差し押さえ・立ち毛差し押え二重差し押さえ・二重差し押え保全差し押さえ・保全差し押え共同差押え

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone