口才(読み)コウザイ

デジタル大辞泉 「口才」の意味・読み・例文・類語

こう‐ざい【口才】

[名・形動]《古くは「こうさい」とも》弁舌才能。転じて、口先のうまいこと、弁舌の巧みなこと。また、そのさま。
「そなたのやうな―なわろは」〈当世下手談義・二〉

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精選版 日本国語大辞典 「口才」の意味・読み・例文・類語

こう‐ざい【口才】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ( 「こうさい」とも )
  2. 弁舌の才能。転じて、口がうまいこと。博識ぶること。また、そのさま。〔文明本節用集(室町中)〕
    1. [初出の実例]「そなたの様な、口才(コウザイ)なわろは」(出典談義本・当世下手談義(1752)二)
    2. [その他の文献]〔孔子家語‐七十二弟子解〕
  3. 言うべきことをはっきり主張すること。
    1. [初出の実例]「若輩なり共、存知あたりたる儀は口才可申候」(出典:毛利家文書‐(年月日未詳)(16C中)毛利氏掟)

こう‐さい【口才】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) ⇒こうざい(口才)

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普及版 字通 「口才」の読み・字形・画数・意味

【口才】こうさい

弁才

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