古今雛(読み)コキンビナ

  • 古今×雛

精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙 ひな人形の一種。江戸後期、江戸の人形師原舟月が創始したもので、古代びなの形を当時の様式と折衷させたもの。玉眼をはめた点に特徴があり、後のひな人形の主な様式となった。古今。こきんひいな。《季・春》
※咄本・即席料理(1793か)「秋月の細工の古今ひな装束」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典内の古今雛の言及

【雛人形】より

…紙製の立雛は,男雛が烏帽子に小袖,袴,女雛は小袖に細幅の帯姿で熨斗(のし)形をしている室町風俗を写したものであったが,内裏雛が流行してくると紙雛はしだいに添えものとなり,内裏雛に首座を譲った。内裏雛は寛永雛,享保雛,次郎左衛門雛,有職(ゆうそく)雛,古今(こきん)雛など美術工芸的にも優れた作品が続出した。江戸幕府はその華美に対してしばしば製作の禁令をだした。…

※「古今雛」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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