日本大百科全書(ニッポニカ) 「古代アマモ」の意味・わかりやすい解説 古代アマモこだいあまも[学] Archaeozostera アマモ科(APG分類:アマモ科)に属する中生代白亜紀の被子植物と考えられた化石属。和泉(いずみ)山脈から、淡路島、讃岐(さぬき)山脈に分布する和泉層群の化石が有名で、アヤメ石、オモト石、ショウブ石ともよばれる。化石の産状や植物体の特徴から、現生アマモ類と同様に、潮間帯~浅海に生育していたと考えられていたが、この化石を動物の生痕(せいこん)とする見解もある。[植村和彦 2018年10月19日][参照項目] | アマモ科 | 生痕化石 | 中生代 | 白亜紀 古代アマモの形態 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例