古海渡(読み)ふるみのわたし

日本歴史地名大系 「古海渡」の解説

古海渡
ふるみのわたし

鹿野しかの往来千代川に設けられた渡船場。江戸時代、千代川右岸の古海河原左岸高草たかくさ古海村を結んだが、正確な位置は不明。寛文大図(倉田八幡宮蔵)には野坂のさか川と千代川の合流点より下流に渡場が記されているが、のち合流点より上流に移された(鳥府志)。ただし移転の時期は不明。寛永九年(一六三二)にはすでに存在していたことが知られ、古海村の渡守が給米六石を与えられている(在方御定)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む