古道学(読み)こどうがく

百科事典マイペディア 「古道学」の意味・わかりやすい解説

古道学【こどうがく】

国学において,記紀などの古典の文献学的な研究を通じて主張され,荷田春満(かだのあずままろ)以後賀茂真淵(かものまぶち)の《国意考(こくいこう)》,本居宣長(もとおりのりなが)の《直毘霊(なおびのみたま)》,平田篤胤(あつたね)の《古道大意》などに至り確立した。儒仏受容以前の古代日本人の在り方を古道とし,これを絶対視して後代を堕落とみた。儒仏など他国の道を排斥する点で,一面では現状改革の実践活動の一源泉ともなった。
→関連項目古事記伝玉くしげ

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