古里温泉(読み)ふるさとおんせん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「古里温泉」の意味・わかりやすい解説

古里温泉
ふるさとおんせん

鹿児島市古里町、桜島南岸にある温泉。1779年(安永8)の大噴火によって湧出(ゆうしゅつ)。古くから湯治場として知られ、第二次世界大戦後、桜島への観光客の増加とともに温泉街として発展した。泉質塩化物泉。近くに桜島南岳を望む有村溶岩展望台や林芙美子(ふみこ)文学碑がある。鹿児島から桜島の袴腰(はかまごし)までフェリーで15分、袴腰からバスで20分。

[平岡昭利]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「古里温泉」の意味・わかりやすい解説

古里温泉
ふるさとおんせん

鹿児島県中部,鹿児島市桜島の南岸にある温泉。泉質は食塩泉泉温は 46~48℃で,湯量豊富鹿児島湾ごしに開聞岳を望む景勝地にあり,桜島観光の一拠点。林芙美子の文学碑がある。

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デジタル大辞泉プラス 「古里温泉」の解説

古里温泉

鹿児島県鹿児島市、桜島の南岸にある温泉。小説家、林芙美子のゆかりの地で、文学碑がある。

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