台命(読み)たいめい

精選版 日本国語大辞典 「台命」の意味・読み・例文・類語

たい‐めい【台命】

〘名〙 (「だいめい」とも。「台」は、星の名で三公のたとえ) 将軍または三公などの命令。また転じて、貴人の命令。
正法眼蔵(1231‐53)行持下「先師曰、提挙、台命且厳、不遜謝
江戸から東京へ(1921)〈矢田挿雲〉七「明暦大火に堂舎悉く焼失せたので同年六月台命(ダイメイ)に依りて浅草に地を賜はり現在の如く再興したのである」

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デジタル大辞泉 「台命」の意味・読み・例文・類語

たい‐めい【台命】

将軍または三公・皇族などの命令。転じて、貴人の命令。
かねて―あらざる向は」〈染崎延房・近世紀聞〉

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