デジタル大辞泉
「司天台」の意味・読み・例文・類語
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してん‐だい【司天台】
〘名〙
※中右記‐寛治四年(1090)二月二八日「戌剋許牟星見レ天〈北一所、未申一所、辰巳一所〉司天台奏レ之、不レ知二何怪異一也」
※小右記‐寛仁三年(1019)六月四日「只今無
レ上
二天文一三人博士吉昌卒、権博士久邦住
二伊与国
一云々、公家無
レ被
レ咎、司天台只有
二其号
一、有
二何益
一乎」
③ 天文台の
旧称。特に、江戸中期に設置された天文台をいう。延享元年(
一七四四)八代将軍吉宗が、天文、暦数のことをつかさどらせるため江戸神田佐久間町に設置したもの。天明二年(
一七八二)浅草竹町に移転。
※
随筆・一話一言(1779‐1820頃)二四「天明二年壬寅六月朔日牛込藁店より司天台今の浅草にうつさる。堀かかりの人には拝領物あり」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報