デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉川元経」の解説 吉川元経 きっかわ-もとつね 1459-1522 戦国時代の武将。長禄(ちょうろく)3年生まれ。吉川国経(くにつね)の長男。安芸(あき)(広島県)山県郡大朝(おおあさ)の国衆(くにしゅう)。管領代大内義興(よしおき)に属し,永正12年有田(ありだ)城の戦いに活躍。のち出雲(いずも)守護代尼子氏方に転じ,妻は毛利弘元の娘,妹は毛利元就(もとなり)の妻という重縁関係から,毛利氏を尼子氏にむすびつけようとつとめた。大永(たいえい)2年3月6日死去。64歳。通称は次郎三郎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例