吉川重吉(読み)キッカワ チョウキチ

20世紀日本人名事典 「吉川重吉」の解説

吉川 重吉
キッカワ チョウキチ

明治・大正期の男爵 貴院議員。



生年
安政6年12月24日(1860年)

没年
大正4(1915)年12月27日

出生地
周防国岩国(山口県)

学歴〔年〕
ハーバード大学〔明治16年〕卒

経歴
旧岩国藩主・吉川経幹の二男として生まれる。明治3年11歳で上京開成学校に学ぶ。4年岩倉使節団に従って渡米、16年ハーバード大学を卒業。欧州を巡り、同年帰国。外務省に入り、同御用掛、参事官、駐ベルリン大使館書記官などを歴任。26年貴院議員。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

新訂 政治家人名事典 明治~昭和 「吉川重吉」の解説

吉川 重吉
キッカワ チョウキチ


肩書
貴院議員

生年月日
安政6年12月24日(1859年)

出生地
周防国岩国(山口県)

経歴
アメリカのハーバード大学に留学。帰国後は外務省に入り、明治21年ドイツ公使館書記官。22年退官し、24年男爵、26年貴族院議員。

没年月日
大正4年12月27日

家族
父=吉川 経幹(周防岩国藩主)

出典 日外アソシエーツ「新訂 政治家人名事典 明治~昭和」(2003年刊)新訂 政治家人名事典 明治~昭和について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉川重吉」の解説

吉川重吉 きっかわ-ちょうきち

1860*-1915 明治-大正時代華族,外交官
安政6年12月24日生まれ。周防(すおう)(山口県)岩国藩主吉川経幹(つねまさ)の次男。渡米してハーバード大にまなぶ。帰国後外務省にはいり,21年ドイツ公使館書記官,翌年退官。24年男爵,26年貴族院議員。大正4年12月27日死去。57歳。著作に「The Autobiography」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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