デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉田晩稼」の解説 吉田晩稼 よしだ-ばんこう 1830-1907 明治時代の書家。文政13年10月6日生まれ。兵学を高島秋帆にまなぶ。維新のさい,山県有朋(ありとも)の秘書,陸軍大尉となったが,のち書家に転じる。楷書にすぐれ,大字を得意とした。靖国神社の石標,陸軍省・警視庁などの門標をかいた。明治40年4月3日死去。78歳。肥前長崎出身。別号に香竹。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例