20世紀日本人名事典 「吉田甲子太郎」の解説
吉田 甲子太郎
ヨシダ キネタロウ
昭和期の児童文学作家・翻訳家
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
昭和期の児童文学作家・翻訳家
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
英文学者、児童文学作家。東京生まれ。早稲田(わせだ)大学英文科卒業。立教中学の教師を経て明治大学文芸科教授となる。1935年(昭和10)山本有三(ゆうぞう)の「日本少国民文庫」の編集に参加。一方、朝日壮吉のペンネームで外国作品の翻案小説を発表。『負けない少年』(1941)、『サランガの冒険』(1941)で作家としてデビュー。第二次世界大戦後も児童誌『銀河』や有三の国語教科書の編集に従いながら作品を発表。おもな作品には『兄弟いとこものがたり』(1948)、『空に浮かぶ騎士』(1956)などがある。
[西本鶏介]
『『サランガのぼうけん』(偕成社文庫)』
出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報