吉野せい(読み)よしの せい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「吉野せい」の解説

吉野せい よしの-せい

1899-1977 昭和時代の小説家。
明治32年4月15日生まれ。大正10年農民詩人の三野混沌(みの-こんとん)(吉野義也)と結婚,阿武隈(あぶくま)山地で開墾生活をおくる。昭和45年の夫の死後,山村暮鳥夫妻との交友記「暮鳥と混沌」を刊行。75歳でかいた「洟(はな)をたらした神」で49年田村俊子賞,50年大宅壮一ノンフィクション賞。昭和52年11月4日死去。78歳。福島県出身。旧姓若松

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android