めいもく‐しゅぎ【名目主義】
- 〘 名詞 〙 貨幣の機能の根拠を、機能そのものに求める貨幣学説。金属主義に対していう語。
- [初出の実例]「対極論ともいうべき名目主義(ノミナリズム)が、金属主義にとって代って、現代の貨幣論の主流となったことも」(出典:円(1963)〈鈴木武雄〉二)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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名目主義
めいもくしゅぎ
nominalism
貨幣本質に関する一連の学説で、いわゆる金属主義metallismに対する。金属貨幣のみを貨幣とする金属主義とは異なり、名目主義は、貨幣の支払手段および交換手段の機能に着目し、貨幣の実態が素材価値をもたなくとも、貨幣機能を果たしうるなら、それが貨幣である、と考える点に特色がある。名目主義をとる学説には、国定学説、職能学説、指図(さしず)証券説、抽象学説などがある。
[石野 典]
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例
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名目主義【めいもくしゅぎ】
貨幣を単に機能的な面からだけみて,貨幣単位名の表記された章標を,その素材が何であれ一様に貨幣とみる学説。金属主義に対する。商品価値のないものに国家権力によって貨幣の機能を果たさせることが可能になって唱えられた。→名目貨幣
→関連項目貨幣商品説
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