命名の儀(読み)めいめいのぎ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「命名の儀」の意味・わかりやすい解説

命名の儀
めいめいのぎ

皇室儀式の一つ天皇または内廷皇族の子(新宮)の誕生7日目に行われる。天皇が命名三つ折り大高檀紙(おおたかだんし)に直筆名前を書いたものに、宮内庁長官が書いた称号を添えて新宮の枕元に置く。こののち皇室の戸籍にあたる皇統譜誕生日、名前などが記載される。

[編集部]

『清水一郎、畠山和久監修『平成の皇室事典』(1995・毎日新聞社)』『主婦の友社編・刊『新版 平成皇室事典』(1999)』

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android