ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「和田朝盛」の意味・わかりやすい解説 和田朝盛わだとももり 鎌倉時代の武士。父は常盛。文武両面に秀で,3代将軍源実朝の学問所に伺候し,実朝の和歌の会の常連の一人であった。建暦3 (1213) 年の和田合戦には祖父の和田義盛に属して奮戦したが,敗れて京都に逃走した。承久の乱では朝廷側に属したが,敗れて嘉禄3 (27) 年に逮捕された。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「和田朝盛」の解説 和田朝盛 わだ-とももり ?-? 鎌倉時代の武将。和田義盛(よしもり)の孫。将軍源実朝の家臣。北条義時と和田氏の対立のなか建暦(けんりゃく)3年(1213)出家したが,つれもどされ,和田氏の挙兵にくわわって敗れ京都にのがれた。承久(じょうきゅう)の乱では朝廷側に属して嘉禄(かろく)3年捕らえられた。通称は三郎,新兵衛尉。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by