デジタル大辞泉 「唯に」の意味・読み・例文・類語 ただ‐に【▽唯に】 [副]単に。もっぱら。ただ。多く、下に打消しの語を伴う。「唯に勉学のみならずスポーツにもすぐれている」[類語]唯・ひたすら・専ら・単たんに・偏ひとえに・一いつに 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「唯に」の意味・読み・例文・類語 ただ‐に【唯に・只に・啻に】 〘 副詞 〙 =ただ(直)[ 三 ][ 二 ]①[初出の実例]「大保をば多他仁(タダニ)卿(まへつぎみ)とのみは思ほさず」(出典:続日本紀‐天平宝字三年(797)六月一六日・宣命)「美食に口を飽かしめ啻(タダ)に昨夜の危難を忘るるのみならず」(出典:花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例