単に(読み)タンニ

デジタル大辞泉 「単に」の意味・読み・例文・類語

たん‐に【単に】

[副](あとに「だけ」「のみ」などの語を伴って)その事柄だけに限られるさま。ただ。ただに。「単に個人のみの問題にとどまらない」
[類語]ひたすら専らただひとえいつ

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精選版 日本国語大辞典 「単に」の意味・読み・例文・類語

たん‐に【単に】

  1. 〘 副詞 〙 ( 多く、下に「のみ」「だけ」などの助詞否定の語を伴って用いる ) それ一つであること、一つのことだけでまじりけがないさま。ただ。ただそれだけ。ひとえに。
    1. [初出の実例]「電気を論ずるの学英語之をエレキテリシティと曰ふ。〈略〉今訳して単に電気と称す」(出典:改正増補物理階梯(1876)〈片山淳吉〉下)
    2. [その他の文献]〔礼記疏‐楽記〕

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