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商流 しょうりゅう

大辞林 第三版の解説

しょうりゅう【商流】

商品の流通において、物的な流れである物流に対し、受注・発注・出荷・在庫保管・販売管理など取引関係の流れ。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

商流
しょうりゅう

売買などによって商品の所有権が移転していく流れをさすことば。「商的流通」ともよばれる。「物流(物的流通)」に対する用語として使われることが多い。物流業界では、商品の流れを左右する商慣習や納品条件などを総称して商流とよぶこともある。
 商品が生産者から卸売業者や小売業者を介して消費者へ届く過程では、仕入れや販売などによる所有権の移転を伴っており、これが商流となる。こうした流れの途上で、商品が倉庫に保管されている場合、物流は止まっているが、売買契約が成立して商流は生じることがある。このため一般に、商流は物流に先んずるとされる。
 近年の規制緩和、消費者重視、環境保護などの流れに沿って、流通時間の短縮や流通経路の簡素化が進んでいる。たとえば、消費者の安全・安心志向の高まりに応じて、インターネットを使った産地直送サービスが増えているが、これは卸・小売業者を介さず、物が生産者から消費者へ直接流れる商流が増えていることを意味する。また、日本のコンビニエンス・ストア業界では24時間365日、所有権の移転を伴いながら、膨大な数の店へ大量の品が定期的に送り届けられており、「高速」商流の典型といわれている。[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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