器官系(読み)きかんけい(その他表記)organ system

関連語 名詞

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「器官系」の意味・わかりやすい解説

器官系
きかんけい
organ system

いくつかの器官が機能的に共通性をもち,共同して働く一連の機能的,形態的系統総称。すなわち動物にみられる消化器官,循環器官,呼吸器官排泄器官生殖器官発光器官皮膚骨格運動器官発音器官発電器官,神経系,感覚器官および内分泌器官などはそれぞれ器官系である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の器官系の言及

【器官】より

…ふつう器官は複数または複数種類のものが一定のパターンでつながって協調的に作用し,全体として個体の正常な生活を成り立たせる高次の機能を発現する。動物ではこうした器官の組合せを器官系organ systemと呼ぶ。犬歯はその他の歯や食道,胃,腸などの諸器官とともに一つの器官系をなす。…

※「器官系」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む