デジタル大辞泉 「四つ足」の意味・読み・例文・類語 よつ‐あし【四つ足/四つ脚】 1 足が4本あること。また、そのもの。「―の台」2 けもの。しそく。3 「四足門」の略。4 人をののしっていう語。畜生。「太兵衛めに請け出さるる腐り女の―めに」〈浄・天の網島〉[類語]獣けもの・けだもの・獣類・野獣・動物・獣じゅう・畜類・畜生・百獣・鳥獣・禽獣きんじゅう・アニマル・猛獣・海獣・珍獣 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「四つ足」の意味・読み・例文・類語 よつ‐あし【四足・四脚】 〘 名詞 〙① 足が四本あること。また、そのもの。しそく。[初出の実例]「この殿の、御門をよつあしになすをこそみしか」(出典:蜻蛉日記(974頃)下)「四あしにすへたる御かはぐすり」(出典:日中行事(1334‐38頃))② けもの。また、けものの肉。しそく。〔日葡辞書(1603‐04)〕③ 「よつあし(四足)の門」の略。[初出の実例]「その家の門に、馬車多く立ち並みて、にはかに四あし建つとて、異門より入りたるに見やりたれば」(出典:今鏡(1170)六)④ ( 車輪が四つあるところから ) 自動車をいう。⑤ 人をののしっていう語。[初出の実例]「腐り女の四つ足めに、心はゆめゆめ残らね共」(出典:浄瑠璃・心中天の網島(1720)中) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例