百獣(読み)ヒャクジュウ

デジタル大辞泉 「百獣」の意味・読み・例文・類語

ひゃく‐じゅう〔‐ジウ〕【百獣】

多くけもの。すべてのけもの。
[類語]動物けものけだものじゅう獣類畜類畜生野獣鳥獣禽獣きんじゅうアニマル四つ足猛獣海獣珍獣

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「百獣」の意味・読み・例文・類語

ひゃく‐じゅう‥ジウ【百獣】

  1. 〘 名詞 〙 多くのけもの。すべての獣。
    1. [初出の実例]「臣等追率舞於百獣、非華磬之声」(出典日本三代実録‐元慶六年(882)正月七日)
    2. [その他の文献]〔書経‐舜典〕

はく‐じゅう‥ジウ【百獣】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「はく」は「百」の漢音 ) 多くのけもの。ひゃくじゅう。
    1. [初出の実例]「猛虎深山にある時は、百獣(ハクシウ)ふるひおづ」(出典:高野本平家(13C前)一一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android