珍獣(読み)チンジュウ

デジタル大辞泉 「珍獣」の意味・読み・例文・類語

ちん‐じゅう〔‐ジウ〕【珍獣】

珍しいけだもの。奇獣
[類語]けものけだもの獣類野獣動物じゅう畜類畜生百獣鳥獣禽獣きんじゅうアニマル四つ足猛獣海獣

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精選版 日本国語大辞典 「珍獣」の意味・読み・例文・類語

ちん‐じゅう‥ジウ【珍獣】

  1. 〘 名詞 〙 生息がまれで、数すくない、めずらしいけもの。
    1. [初出の実例]「上野動物園の古賀園長が、さまざまな珍獣をお土産に海外旅行から帰ってきた」(出典:蛙のこえ(1952)〈大宅壮一〉ライオンと象)
    2. [その他の文献]〔山海経‐海内北経〕

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普及版 字通 「珍獣」の読み・字形・画数・意味

【珍獣】ちんじゆう(じう)

珍しいけもの。〔山海経、海内北経〕林氏國に珍獸り。大きさ虎の如くにして、五畢(ことごと)くはり、尾は身よりも長し。名づけて吾(すうご)と曰ふ。之れに乘れば、日に行くこと千里なり。

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