四万十市(読み)シマントシ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「四万十市」の意味・わかりやすい解説

四万十〔市〕
しまんと

高知県南西部,四万十川の中・下流域にある市。北端愛媛県に接する。中央部を南北に流れる四万十川は市南端で太平洋にいたり,気候は一年を通じ温暖。 2005年中村市,西土佐村の1市1村が合体して四万十市となる。不破八幡宮本殿,太平寺の海峰性公尼 (かいほうしょうこうに) と覚雲の座像は国の重要文化財。中心市街地の中村付近で国道 56号線から足摺岬へ 321号線が分岐。また四万十川沿いには国道 381号線,439号線,441号線が集まる。土佐くろしお鉄道中村線,JR予土線が通じる。面積 632.29km2。人口 3万2694(2020)。

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日本歴史地名大系 「四万十市」の解説

四万十市
しまんとし

2005年4月10日:中村市幡多郡西土佐村合併
【西土佐村】高知県:幡多郡
【中村市】高知県

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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