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西土佐 にしとさ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

西土佐
にしとさ

高知県南西部,四万十市北西部の旧村域。四万十川中流域にあり,愛媛県に接する。 1958年津大村と江川崎村が合体して西土佐村が発足。 2005年中村市と合体して四万十市となる。林野面積が9割を超え,用材,シイタケ,クリが主産物。中心部の江川崎はかつて四万十川船便の終点で,現在も付近山村の物資の集散地である。県鳥ヤイロチョウの生息地。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

西土佐
にしとさ

高知県南西部、幡多(はた)郡にあった旧村名(西土佐村(むら))。現在は四万十(しまんと)市の北西部を占める地域。四万十川の中流にあたり、西部と北部は愛媛県に接する。旧西土佐村は、1958年(昭和33)江川崎(えかわさき)、津大(つだい)の2村が合併して成立。2005年(平成17)中村市と合併して、四万十市となった。JR予土(よど)線、国道381号が通じる。林野率90%の山間地で、耕地率は2~3%にすぎない。林野のうち32%を占める国有林は、四万十川右岸の支流黒尊(くろそん)川流域を中心に展開、原生林もみられ、県鳥のヤイロチョウ生息地。用材、パルプ材のほかシイタケ生産も盛ん。中心集落江川崎は、予土線開通(1974)まで宇和島線の終着駅をなしたように、古来、南予から土佐への入口にあたり、経済、文化的に南予との関係も強い。昭和初期まで四万十川の水運があり、薪炭などが河口の下田(しもだ)港(四万十市下田)へ積み出された。[大脇保彦]
『『西土佐村史』(1970・西土佐村)』

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