棒縞(読み)ボウジマ

デジタル大辞泉 「棒縞」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐じま【棒×縞】

太い縦縞模様。また、その模様の衣服。「棒縞のお召し」
[類語]しまストライプ縦縞横縞格子縞弁慶縞チェックウインドーペーン

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精選版 日本国語大辞典 「棒縞」の意味・読み・例文・類語

ぼう‐じま【棒縞】

  1. 〘 名詞 〙 模様の一つ。太い縞模様。また、その模様の衣服。
    1. 棒縞〈守貞漫稿〉
      棒縞〈守貞漫稿〉
    2. [初出の実例]「うへにゆふきの棒嶋(ボウジマ)」(出典滑稽本東海道中膝栗毛(1802‐09)八)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「棒縞」の意味・わかりやすい解説

棒縞
ぼうじま

縞模様の一種地糸と縞糸が同じ幅に配列されて,棒状をした縦の縞柄織物に模様をつけようとする初歩段階が縞であり,経か緯に地糸以外の色糸1本通すだけで縞はできる。棒縞はこの方式を最も単純に適用したものといえる。

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