団藤重光氏

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団藤重光氏

1913年生まれ。岡山県出身。35年に東京帝大(現東大)法学部を卒業し、33歳だった47年以降、長く東大で教授を務めた。終戦直後に新憲法下の立法や法改正に参画し、現行刑事訴訟法の生みの親として知られる。74年から83年まで刑事法学者として初めて最高裁判事となり、再審門戸を広げた「白鳥決定」(75年)などに関与。退官後は著書などを通じて死刑廃止論を強く主張。宮内庁参与なども務め、95年には文化勲章を受けた。2012年6月死去。

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