コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

囲船 かこいぶね

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

囲船
かこいぶね

(1) 日本の戦国時代に確立した軍船の一形式で,乗組みの兵士や漕ぎ手を敵の攻撃から守るため,船体上部を装甲で固めた矢倉で囲った船をいう。安宅船 (あたけぶね) ,関船,盲船などがこれに相当する。 (2) 使わない船をいたまないようにむしろやとまで囲った船。特に冬季の日本海では海が荒れるため一般廻船は航行せず,翌年春まで適宜港湾で囲船をしたが,陸上に引上げる場合と,浮かべたまま囲う場合とがあって,後者を浮囲 (うきがこい) と呼んで区別した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

パルムドール

カンヌ国際映画祭で、最優秀作品に与えられる賞。[補説]多く「金のシュロ」と訳されるが、日本原産のシュロ(ワジュロ)ではなく、ヤシ科のナツメヤシがモチーフとなっている。ナツメヤシは、西洋では勝利・栄誉の...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android