ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「国連本部ビル」の意味・わかりやすい解説 国連本部ビルこくれんほんぶびるUnited Nations building 国際連合の本部建築。アメリカ,ニューヨークに所在。「平和のための工場」というデザイン目標のもとに,ル・コルビュジエ,O.ニーマイヤー,S.マルケリウスら世界の一級建築家によって組織された委員会が基本構想をつくり,アメリカの建築家 W.ハリソンを中心とするスタッフが実際の設計と建設を担当。 1947年起工,52年完成。平面的に広がる会議場と,薄い立方体としてそびえる 39階建ての事務局の対比が特徴的。特に事務局棟は巨大なカーテンウォールとオープンプランの採用,周囲から独立して平坦な版面をみせる側壁面の扱いなど,現代建築の特色を集大成するもので,さらにはその簡素なデザインと幾何学的な造形のもつ美しさにより,その後の世界の高層建築の模範となった。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
世界の観光地名がわかる事典 「国連本部ビル」の解説 こくれんほんぶビル【国連本部ビル】 アメリカのニューヨーク州ニューヨーク市にある、国際連合の本部。イースト川に面し、元国連事務総長ハマーショルド氏記念図書館、会議場ビル、事務局ビル、国連総会ビルの4つの建物がある。予約をすれば見学ツアーに参加でき、総会ビルと会議場ビルの一部を見学でき、地下には加盟各国の民芸品が並ぶギフトショップもある。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報 Sponserd by