国連通常軍備委員会(読み)こくれんつうじょうぐんびいいんかい(その他表記)United Nations Commission for Conventional Armaments

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「国連通常軍備委員会」の意味・わかりやすい解説

国連通常軍備委員会
こくれんつうじょうぐんびいいんかい
United Nations Commission for Conventional Armaments

1947年2月 13日,安全保障理事会決議によって創設された国連の軍縮交渉専門機関の一つ。同理事会の 11理事国代表をもって構成された。この委員会の審議は,同年3月~50年4月に行われたが,「通常軍備の縮小問題とともに原子力兵器の禁止問題も審議すべきである」というソ連などの主張と,「原子力兵器禁止問題はすでに国連原子力委員会に委任されているから,通常軍備問題だけを審議しよう」というアメリカなどの意見が対立して,成果はあがらなかった。 52年原子力委員会とともに発展的に解消国連軍縮委員会となった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む