日本歴史地名大系 「国道三九号」の解説 国道三九号こくどうさんじゆうきゆうごう 北海道:総論国道三九号旭川市と網走市を結ぶ一般国道。石北(せきほく)峠経由の幹線道路で、大雪国道・北見国道などと通称される。上川町字日東(につとう)―同町字層雲峡(そううんきよう)間は国道二七三号、留辺蘂(るべしべ)町市街は同二四二号、美幌(びほろ)町市街―網走間は国道二四〇号と重複し、実延長二一六・七キロ。札幌―北見間、札幌―網走間の高速バスが運行、旭川―上川間と留辺蘂―網走間はJR石北本線が並行して走る。沿線には大雪山国立公園内の層雲峡の峡谷・温泉、温根湯(おんねゆ)温泉(留辺蘂町)、網走国定公園が所在。国道三九号の原形は北見地方の警衛・開拓を目的に、明治二四年(一八九一)に開通した旭川―網走間の北見道路(中央道路)である。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by