国鉄分割・民営化とJR

共同通信ニュース用語解説 「国鉄分割・民営化とJR」の解説

国鉄分割・民営化とJR

1949年に公社として発足した国鉄は、膨大な人員や設備を抱える一方、車社会の発達に対応できず、64年以降は赤字が続いた。81年発足の第2次臨時行政調査会は、経営効率化を目的に分割民営化提言。87年に北海道、東日本、東海、西日本、四国、九州の旅客6社と貨物が発足した。路線網は新幹線在来線合わせて約2万キロ、毎年約90億人を輸送している。経営多角化や新幹線など収益力の高い路線の運行背景に東日本、東海、西日本、九州は株式を上場し完全民営化。残る3社は全株式を鉄道建設・運輸施設整備支援機構が保有する特殊会社となっている。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android