国際協力構想(読み)こくさいきょうりょくこうそう(その他表記)international cooperation scheme

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「国際協力構想」の意味・わかりやすい解説

国際協力構想
こくさいきょうりょくこうそう
international cooperation scheme

1988年5月に竹下首相が発表した国際協力基本方針。 (1) 紛争解決の外交努力への積極的参加,要員派遣,資金協力など,平和のための協力強化,(2) 世界的文化遺跡の保存などの文化交流の強化,(3) ODA (政府開発援助) の拡充強化をその内容とする。特に,平和のための協力強化は「日本はモノ,カネは出すが,人的貢献には消極的である」との従来からの批判にこたえるために打ち出されたものである。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む