国際科学会議(読み)コクサイカガクカイギ(英語表記)International Council for Science

デジタル大辞泉 「国際科学会議」の意味・読み・例文・類語

こくさい‐かがくかいぎ〔‐クワガククワイギ〕【国際科学会議】

イクス(ICSU)

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「国際科学会議」の意味・わかりやすい解説

国際科学会議
こくさいかがくかいぎ
International Council for Science

1931年に設立された国際学術機関。世界各国の主要な学術機関や、各学問分野を代表する国際学術連合をとりまとめる組織である。前身は1919年発足の国際学術研究会議International Research CouncilIRC)。1998年に現在の名称にかわるまでは国際学術連合会議International Council of Scientific Unionsと称し、その略称ICSU(イクス)は改名後もそのまま使用されている。非政府・非営利機関であり、事務局パリ。日本からは日本学術会議が参加している。

[編集部]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「国際科学会議」の意味・わかりやすい解説

国際科学会議
こくさいかがくかいぎ
International Council for Science

かつては国際学術連合会議 International Council of Scientific Unionsと呼ばれていたが,1998年に現呼称に変更。略称は ICSUを継続。 1919年に設立された国際調査会議 International Research Councilを継承し,学術の諸分野ならびにその応用領域における国際的な活動を総合して 31年に設立された国際機関。科学の発展に有効と思われる国際的組織や連合体の設立,権能下にある諸調査を推進するための加盟団体が属する国家機関との折衝などをおもな任務としている。 46年 12月にユネスコとの間で,ICSUが国際的学術連合諸団体を代表し,かつユネスコと協調することを相互に確認する合意書が調印された。本部はパリにある。日本では日本学術会議が代表機関となっている。

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