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中層大気観測計画 チュウソウタイキカンソクケイカク

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デジタル大辞泉の解説

ちゅうそうたいき‐かんそくけいかく〔‐クワンソクケイクワク〕【中層大気観測計画】

エム‐エー‐ピー(MAP)

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

中層大気観測計画
ちゅうそうたいきかんそくけいかく

ICSU(国際学術連合会議。現、国際科学会議)が主唱し、1982年から1985年末まで実施された中層大気に関する国際協力観測計画。MAP(Middle Atmosphere Programの略)ともいう。COSPAR(Committee on Space Researchの略。宇宙空間研究委員会のこと)、ICSUの国際太陽地球系科学委員会(SCOSTEP:Scientific Committee on Solar-Terrestrial Physics)およびWMO世界気象機関)などが参加した。
 中層大気とは、対流圏の上端である成層圏界面から、高度120キロメートルまでの大気で、この層より上を超高層大気、下を下層大気とよぶ。この層では放射、光化学反応、大気の運動の三つの関係が複雑で、総合的な同時観測が必要であったが、レーダー、ライダー(レーザー・レーダー)、人工衛星に搭載の放射計などの遠隔測定機器が進歩するまで実施できなかったものである。この計画により、中層大気中の風系と波動、大気組成、エーロゾル(浮遊微粒子、煙霧質。エアロゾルともいう)と放射、数値モデルなどが研究された。[安田敏明]
『科学技術庁資源調査所編『地球科学技術――主要国際研究プログラムの現状と展望』(1987・大蔵省印刷局)』

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