園林寺(読み)おんりんじ

日本歴史地名大系 「園林寺」の解説

園林寺
おんりんじ

[現在地名]美浜町宮代

山号は幡山。高野山真言宗本尊は泰澄作と伝える十一面観音像。宮代みやしろ弥美みみ神社の別当寺であった。弘仁元年(八一〇)道善斎が朝廷に奏請し、麻生朝臣国忠に勅命があり、造営したと伝えられている(三方郡誌)

延慶四年(一三一一)三月日の園林寺供僧有職料寄進(園林寺文書)に「為園林寺造営」とあるが、創立は同年よりかなりさかのぼると推察される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む