園林寺(読み)おんりんじ

日本歴史地名大系 「園林寺」の解説

園林寺
おんりんじ

[現在地名]美浜町宮代

山号は幡山。高野山真言宗本尊は泰澄作と伝える十一面観音像。宮代みやしろ弥美みみ神社の別当寺であった。弘仁元年(八一〇)道善斎が朝廷に奏請し、麻生朝臣国忠に勅命があり、造営したと伝えられている(三方郡誌)

延慶四年(一三一一)三月日の園林寺供僧有職料寄進(園林寺文書)に「為園林寺造営」とあるが、創立は同年よりかなりさかのぼると推察される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む