土岐康貞(読み)とき やすさだ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「土岐康貞」の解説

土岐康貞 とき-やすさだ

?-1352 南北朝時代の武将
土岐頼康(よりやす)(一説土岐頼清(よりきよ))の弟。弓の名手であった。観応(かんのう)3=正平(しょうへい)7年3月,頼康とともに後村上天皇を擁する南朝軍と荒坂山でたたかったが,楠木(くすのき)一族和田正忠(まさただ)に討たれた。通称は悪五郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android