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圧縮ガス あっしゅくガス

大辞林 第三版の解説

あっしゅくガス【圧縮ガス】

常温で液化しない程度に圧縮して、大気圧より圧力を高めたガス。普通、ボンベに詰めて蓄える。圧縮空気・圧縮酸素など。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

圧縮ガス
あっしゅくがす
compressed gas

圧力をかけて容積を押し縮めた気体。普通は常温では液化しない程度に圧縮した高圧のガスをいい、圧力は1平方センチメートル当り10キログラム(35℃)以上のものをさす。同じ質量の気体でも圧縮することで、持ち運びが便利になる。たとえば、高さ140センチメートル、直径23センチメートルのボンベ(約0.06立方メートル)にも、7立方メートル(常圧下に換算)の酸素や窒素、あるいは水素を詰めることができる。容積が小さくなり、気体を取り扱うのが便利になるため、市販するのには鉄製のボンベが多く用いられている。圧縮空気は簡単につくることができ、鉄道車両のブレーキやドアの開閉など、さらには各種機械の動力源などに広く用いられる。圧縮酸素は溶接、人工呼吸、実験などに、圧縮水素は高温加熱用などに用いられる。圧縮ガスの性質は常圧の気体と異なり、理想気体の法則に従わなくなる。これは気体分子間の距離が接近するためである。圧縮して液体となる液化ガスとは区別することがある。[戸田源治郎・中原勝儼]

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