在庵普在(読み)ざいあん ふざい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「在庵普在」の解説

在庵普在 ざいあん-ふざい

1298-1376 鎌倉-南北朝時代の僧。
永仁(えいにん)6年生まれ。臨済(りんざい)宗。東海竺源(じくげん)の法をつぐ。明極楚俊(みんき-そしゅん),清拙正澄(せいせつ-しょうちょう)ら来日した元(げん)(中国)の僧にもまなぶ。応安元=正平(しょうへい)23年建仁寺の住持となり,のち天竜寺,建長寺の住持もつとめた。永和2=天授2年閏(うるう)7月4日死去。79歳。阿波(あわ)(徳島県)出身。諡号(しごう)は仏恵広慈禅師。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android